英語の勉強をしたい人はapple tvを買うべき

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最近、Apple TVを購入したが、これがすばらしい。

購入後、しばらく使って見て、これは英語を勉強しようと思っている人にとっては、素晴らしいツールなんじゃないかと思うになった。その理由のいくつか記したいと思う。

【時事ニュースを聴く】
Apple TV には、youtubeやiTunes storeの他にデフォルトでwall street journalの動画素材が見れるようになっている。

これが、大変素晴らしいと思う。経済、政治、ファッション、ゴシップなど、情報は幅広いし、日本の報道についてもちゃんとされている。

置かれているコンテンツの質もそうだが、それぞれの動画コンテンツが数分というコンパクトな単位でまとめられているのも良い。リスニングの練習に何回でも再生できるし、数分の短さであれば、別に気合いいれて袖まくりするような事もなく気軽に始められる。

【TEDを聞き倒す】
Apple tvにはポッドキャストを聴くための機能があるので、例えばTED Talksをひたすら聞くという事ができる。このTED Talksもものによっては数分の長さになっているので、とっつきやすい。また、扱っているテーマも幅広いので、何かしら興味惹かれるトピックがあるはずだ。

【テレビ、というものに対する視聴態度】
これまで、wsjやポッドキャストなど、ネットで勉強というと、椅子に座り小さなスクリーンに向かって勉強、というこれまでの勉強態度の延長線上にあるような勉強の仕方だったような気がする。

しかし、apple tvとテレビをつなぎ、その勉強の場所をリビングに移す事で、より気軽に勉強できるようになった気がする。

いうまでもなく、語学の習得に大事なのは、継続性だ。机に向かうのが苦痛になるなら、ソファに座れば良いと思う。

そんなわけで、apple tvは個人的にはおすすめだ。Apple製品好きで、家に大きなテレビとワイヤレスネットが飛んでいる人は、使ってみても人生に損は無いと思う。

UCLA D|MAの友人たちとの再会

UCLA D|MA卒業生の、Michael Changとコンタクトをとり、ご飯を食べる事になった。Michaelの計らいで、同じくD|MA卒業生で、現在Googleビジュアライゼーションチームにいる、Jono Brandelとも一緒にご飯を食べる事になった。

ちなみに、MichaelもJonoもすごいやつだ。彼らのポートフォリオサイトとか、直近プロジェクトの紹介する。
詳しくは以下のリンクをみてもらえればわかると思う。

Jonoのポートフォリオサイト
Michaelの学生の頃のポートフォリオ
Michaelの最近のポートフォリオ
(最近は、個人プロジェクトとして、kickstarterでお金を集めたりして、数人でゲームを作って発売しようしているらしい)

常に作り続ける二人は、素直に尊敬する。

そして、久しぶりの会食は本当にうれしかった。インド料理屋と、バーに行った。SF滞在最終日に、GoogleビジュライゼーションチームのあるSF支社を訪問した。Jonoがアテンドしてくれ、短い間だったが、オフィス内を見学させてくれた。Aaron Koblinにも会えて、本当に懐かしかった。

同じ学校で、日々切磋琢磨した仲間たちが、世界中でデザインの領域で活躍しているのをみるのは心が躍る。そして、自分はどうだろうか?とも思う。様々な方面でがんばっている仲間たちに、「俺はこんな事を東京でやってるぞ!どうだ!」と言えるだろうか?今から10年後、みんなは、そして自分は何をやっているのだろうか?きっと、日々の仕事に集中する事で、自分を前に進めてくれるのだと思う。

みんな、東京に来る事があれば、みんなにしてもらった親切を思い出し、ぜひ東京や、自分が働いているオフィスを紹介したい。

スタンフォード大学 d. school訪問

SF滞在の初日、SFOに降り立ってすぐ、その足でパロアルトにあるスタンフォード大学に向かった。前々から気になっている、d.schoolが毎週金曜日に無料でd.school内ツアーを行っており、それに参加するためだ。結局、SF到着が遅れてしまったため、ツアー自体は後半部分しか参加できなかったが、それでも十分に参考になった。

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校内は、個々人が作業する為のスペースと、授業を行う教室があったが、その垣根は緩く、印象としてはまるで一続きの空間のように思えた。そこら中にポストイットがはってあり、白板にはアイデアやブレストの殴り書きが走っている。生徒は自分のスペースでパソコンに向かいながら、何かを作っていたり、みんなで打ち合わせをしていたりした。すべてが「筒抜け」(良い意味で)となっており、d.schoolが醸成している独特の活気が感じられる。

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d.school自体は、学位を授与する教育機関ではなく、クラスをオファーするだけの場所。逆に言うと、スタンフォード大学内の生徒で、先攻によらず自由に参加できる。校内に、生徒のリストとどの先攻かが書いてあったのでみてみると、いろいろなバックグランドを持った人がいるという印象を受けた。スタンフォード大学の中に、プロダクトデザイン先攻があるのだが、プロダクトデザイン先攻の人はむしろ、少数派のグループのように思えた。ツアーを開催してくれていたのが、現役のd.schoolの生徒だったが、そのうちの一人に詳しく話を聞いたところ、彼女も本職は化学の先攻で、たくさんの人がきれいな水にアクセスできるように考えることが彼女のメインの関心ごとらくしく、彼女のプロジェクトはすべてそのテーマに沿ったものとなっていた。

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d.schoolで行っている事はとてもシンプルに思えた。社会の中に存在する解決されるべき「課題」を発見し、その課題に対する「ソリューション」を探す、と言う事。広告会社や、自分の会社でやっている事とそんなに変わりはないのでは?というのが率直の感想。違うとすると、そのアプローチが大きく違う、と言う事。広告会社が主にコミュニケーションという領域という領域だとすると、d.schoolはプロダクトという観点だろう。ただ、d.schoolでは「モノ」を作るだけじゃない。「サービス」などのものでもd.schoolのアプローチは有効であり得る、と思う。

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また、人の雰囲気がネアカ。ツアー担当じゃない学生が、ツアーされているグループに出くわし、ツアーガイドに促され、その場で、簡単に自分のプロジェクトの説明を始めるなど、かなりフランクな雰囲気。ツアーガイドも明るく話す。よって、プレゼンがうまく見える。(というか、かなり環境が楽しいんだろうな、というのが伝わってくる)

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そして、企業とのコラボレーションする形の授業がかなり多いみたいだ。多くの世界的企業のチームと協業し、授業の中でプロジェクトを行う、というのも頻繁に行われるみたいだ。学期の最後には、CEOに直接プレゼンし、それが事業化したもの数多くあるらしい。

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仕事で普段やっている事と、よく似ているが、とはいえ全く同じではなく、ちょっと違う。こういう環境に身を置けば、少し物事が違って見えてくるのかもしれない。勉強してみたいと思う。