大学の頃から、本を買っては読んできて、すべてを強引に本棚におさめてきていたが、そろそろ限界が来たので、すべて電子化をするプロジェクトに着手した。
といっても、そんなに大げさな事ではなく、ただオンラインで書籍電子かサービスに申し込んで、本を送るだけ。ただ、自分の場合は書籍がおそらく500〜1000冊ぐらいあったので、なかなか面倒ではあったが…。
つかった電子化代行サービスはここ。
ネットで評判を検索すると、主にtwitterでまとめられた各サービスを利用した人の感想がまとめられているが、多くがネガ。やれ業者から連絡がないとか、やれスキャンの結果が満足いかないとか、本当にいろいろ出てくる。ある人が良いと言っていたサービスも他の人からすれば全然駄目らしく、どれが一番いいのか、よくわからないのでそれなりに納期が早く、価格も安いところにお願いするところにした。
試しにスキャンしてみたところ、問題ないと思ったので、残りの本棚の書籍もお願いする事にした。
スキャンした書籍データをクラウドにあげれば、デバイスや場所を問わず、どこでも読めるようになる。最近のスキャンサービスはOCRオプションもついているので、プログラミングの技術書など重量があって、普段から持ち歩きづらいような書籍は特に重宝するだろう。
最近は、Googleのクラウドストレージサービス”Drive”がローンチ間近と言われるし、今後もクラウドストレージはどんどん普通になってくると思う。外部HDDにデータをバックアップするより遥かに安全だろう。
震災を経験すると、断捨離じゃないが、データやフィジカルなものを手元に置いておく事が必ずしも良い事だとは思えなくなった。どこか遠くの安全な場所にすべてデータを移して、適宜引き出すモデルへのシフトが今後も進むはずだ。生活はシンプルな方がいい。