過去でもなく、未来でもなく。

「今」という瞬間、というか、「一刹那」にフォーカスする事の大切さというものを最近よく考えます。

よく人はうまく行っていない現在の自分への原因を自分の過去に求める事があるかもしれません。例えば自分の過去を振り返って 「〜〜しておけば良かった。」「〜〜しなかったのはよくなかった。」などと否定してみたり。 去年の前半あたりから、思う様に行かない「仕事」という人生上のやっかいなトピックにたいして僕はそう考えていました。

そして、ある人は自分の未来に絶望というか、ある種の諦観を持っているかもしれません。「どうせ自分はこの先〜〜という道しかないから。」 「いくらがんばってもどうせ自分は〜〜になるだけだ。」などとうそぶいてみたり。これも多分に漏れず僕の思考を支配していた言葉たちです。

そうはいいつつも。
最近は別の事を考える様になりました。それは最初にも書きましたが「今」を大切にする事。この「一刹那」に 全力を出し切ること。そこには「過去」もなければ「未来」もない。「後」もなければ「先」もない。あるのは今という瞬間瞬間の連続だけ。

無味乾燥に聞こえるかもしれませんが、逆に言えば「今」 にさえ集中すればずっと僕を苦しめてきている「過去」や「未来」にとらわれる事なく生きていける事かもしれません。「何いってんだコイツ」みたいに思われるかもしれませんが、そういった感覚/姿勢を自分のポリシーにして行きたいです。粛々と仕事に打ち込むストイックな感じがよいです。

担当している案件もいよいよ佳境。

あっという間の三連休。

この三連休は撮影が入っていたため、ずっと川崎市の某スタジオにてずっと撮影の立ち会い。朝からスタジオに入り、夜には帰宅するというスケジュールで、なかなかきつそうに見えるのだが、撮影自体はスタッフにお任せしてあるので(クライアント確認事項等はのぞいて)基本は「待ち」のスタンス。

ずっと待っているのもどうしようもないので、本やらPCを持ち込んで対策を立てる。それで、PCでずっと何かしら個人的な作業をしているのだが(このブログを立ち上げてみたり)スタジオの閉め切った空間で、かつ画一的なライティングのおかげで「時間」というモノの概念が失われ作業がかなりはかどる。

色々、その間考え事をしていたが、とりあえず仕事を頑張ろうという決意に至る。なんだか、頑張れそうな気がする。

これとか面白そう。

最近、Processingに全然触っていなかったのですが、
いつのまにやら、めでたくProcessing 1.0が正式リリースになっている様。
それに伴い、まわりの開発環境も大きく変わってきている。

例えばこれ↓

【Processing をAction Scriptで動かす】
http://code.google.com/p/processingas/

なんだか、いろいろ面白そうです。

さてさて

だいぶ更新が滞ってしまいました。
もう、あっという間に2009年。前回のエントリーを書いたあとは、なかなか仕事が忙しくなってきてしまい忙殺されてしまっていました。そんな中でも同期と組んで読売広告賞に応募してみたり(僕はAD役で)はしたのですが・・・残念ながら入選する結果にはなりませんでした。結果は不本意なものではあったものの、一緒に同期とアイデアを出し合ったり、ディスカッションをしながら作品の方向性を考えたりするはものすごく楽しいと思えました。「やっぱり自分は広告が好きなんだな」とか「こういう事をやりたくて会社入ったんだよな」とか、忘れかけていたキモチを再認識できる事ができたのは、何よりも有益だったと思います。

仕事のほうでも、若干の考え方の変化が生まれてきたと思います。その「芽生え」の気持ちを大事にしつつ、今年も精一杯成長していけたらと思います。自分の専門分野を早く持ちたいと思います。今年はどんな一年になるやら。