「今」という瞬間、というか、「一刹那」にフォーカスする事の大切さというものを最近よく考えます。
よく人はうまく行っていない現在の自分への原因を自分の過去に求める事があるかもしれません。例えば自分の過去を振り返って 「〜〜しておけば良かった。」「〜〜しなかったのはよくなかった。」などと否定してみたり。 去年の前半あたりから、思う様に行かない「仕事」という人生上のやっかいなトピックにたいして僕はそう考えていました。
そして、ある人は自分の未来に絶望というか、ある種の諦観を持っているかもしれません。「どうせ自分はこの先〜〜という道しかないから。」 「いくらがんばってもどうせ自分は〜〜になるだけだ。」などとうそぶいてみたり。これも多分に漏れず僕の思考を支配していた言葉たちです。
そうはいいつつも。
最近は別の事を考える様になりました。それは最初にも書きましたが「今」を大切にする事。この「一刹那」に 全力を出し切ること。そこには「過去」もなければ「未来」もない。「後」もなければ「先」もない。あるのは今という瞬間瞬間の連続だけ。
無味乾燥に聞こえるかもしれませんが、逆に言えば「今」 にさえ集中すればずっと僕を苦しめてきている「過去」や「未来」にとらわれる事なく生きていける事かもしれません。「何いってんだコイツ」みたいに思われるかもしれませんが、そういった感覚/姿勢を自分のポリシーにして行きたいです。粛々と仕事に打ち込むストイックな感じがよいです。
担当している案件もいよいよ佳境。